专利摘要:
二サイクル内燃機関24と;エンジンに混合気を提供するための気化器126と;エンジンの運転をコントロールするエンジン・コントローラーと;エンジンに潤滑油を提供する油タンク128と;潤滑油をガソリンと混合するために、前記油タンクから潤滑油を送リ出すオイル・ポンプ130と;所定のパラメーターに従って、ガソリンと混合するための十分な潤滑油を提供しているかどうかを判断する、感知システムと;を備え、該感知システムは、潤滑油が所定のパラメーターに従って提供されていない時の表示を前記エンジン・コントローラーに供給し、潤滑油が所定のパラメーターに従って提供されていないことを前記感知システムが表示する時、前記エンジン・コントローラーはエンジンをアイドルモードにする又はエンジンのスイッチを切る、パワー・カッター。
公开号:JP2011506105A
申请号:JP2010514008
申请日:2008-07-04
公开日:2011-03-03
发明作者:エメリッヒ,ボルフガンク;ストラウス,ビリ
申请人:ブラック アンド デッカー インクBlack & Decker Inc.;
IPC主号:B23D47-12
专利说明:

[0001] 本発明は、パワー・カッターに関する。]
背景技術

[0002] 典型的なパワー・カッターは、二サイクル内燃機関が取付けられるハウジングを備える。ハウジングの前に伸びる支持アームがハウジングの側に取付けられている。回転自在に、切断刃が、支持アームの端部に研削ディスクの通常形で取付けられる。モータは、駆動ベルト経由で切断刃に駆動可能に接続される。エンジンの回転出力は、回転自在に駆動ベルト経由で切断刃を駆動する。駆動ベルトは遠心クラッチを介して駆動される。エンジンが低速運転している時、ブレードが静止していることを可能にするために切断刃へのいかなる駆動も接続を解除して、遠心クラッチは、エンジンのアウトドライブ・スピンドルが、エンジンが運転を継続することを可能にするためにベルトとの接続を解くことを可能にする。]
[0003] また、気化器を介してエンジンにガソリンを提供するガソリンタンクが、ハウジングに取付けられる。油タンクも備えることができる。それはエンジンを潤滑するためにガソリンと混合する潤滑油を提供する。]
[0004] パワー・カッターを支持するリヤハンドルがハウジングの後部に取付けられる。それ(リヤハンドル)は、押下げによりエンジンを加速させるトリガースイッチを収納している。トリガースイッチの押下げにより、エンジンにさらにガソリン/油混合気を注入し、エンジンを加速させる。]
[0005] GB2232913とWO2005/056225は、そのようなパワー・カッターの例を示している。]
発明が解決しようとする課題

[0006] すべての二サイクル・エンジンに関する既知の問題は、クランク・シャフト114(図19で示された参考番号を使用する)およびピストン1000の潤滑である。これは、ガソリン/空気混合気が、点火前にピストン16の上の室122の中へ流入される前に、ピストン1000より下のシリンダ120の室18を最初に通過する事実による。これは、ピストン1000の下側のクランク・シャフト114のまわりに送られている潤滑油の使用を防ぐ。したがって、二サイクル・エンジンの既存のデザインでは、潤滑油は、燃焼サイクル時にガソリンと一緒に燃焼する前に、クランク・シャフト114とピストンの1000に潤滑を供給して、混合気と潤滑油の混合物はエンジン内で燃焼する。二サイクル・エンジンの使用に関する共通の問題は、ガソリンに潤滑油を加えることをオペレーターが忘れるか、一貫しない方法でそれ(潤滑油)を加えることにより、エンジンへの損傷につながることである。しばしば、パワー・カッターは、オペレーターにしばしば賃貸されるので、この問題が、特にパワー・カッター関して発生する。そのため、オペレーターはそれらの使用に精通していない。それらは、オペレーターが長い間所有することはない。オペレーターは、誰がそれを以前に有したか、又は、前のオペレーターがどのようにパワー・カッターを使用したか知らない。そして、オペレーターがそれを所有しないとき、パワー・カッターに長期メンテナンスを施す理由は少ない。したがって、パワー・カッターの二サイクル・エンジンへの損傷を防ぐか制限するために、機構が提供されて、十分な潤滑油がエンジンに入る前の混合気に含まれていることを保証することは望ましい。] 図19
[0007] ガソリンタンク内のガソリンに潤滑油を直接加えることは可能である。しかしながら、これは、オペレーターに依存して、潤滑油対ガソリンの正確な比が達成されることが保証される。どれだけのガソリンが既にガソリンタンクにあるか、どれだけの潤滑油が既に加えられたか、判定するのが難しいかもしれないので、これは困難になる。したがって、潤滑油で満たされた分離した油タンクを有し、潤滑油は、次に、タンクから送リ出され、ガソリンと混じり合うことは望ましい。これは、より正確にコントロールされてガソリンに加えられる潤滑油の量を可能にする。]
[0008] パワー・カッターの二サイクル・エンジンは、エンジンを駆動するために混合気を提供するために気化器を使用する。そのような気化器の典型的なデザインは図31において示される。図31を参照すると、気化器はハウジング1002を備える。ハウジング1002を通って、空気が矢印Qの方向に通過できる空気通路1004が形成される。その出入口において空気通路1004は同じ横断面積を有する。しかしながら、絞り1006は、空気通路1004の長さに沿って部分的に形成される。絞り1006は、空気通路の横断面積のサイズを低減し、ベンチュリ管として働く。空気がそれを通過する時、空気通路1004は狭くなり、次に、拡大する。これは空気通路1004の狭い部分1008を通って空気の流量を増加させる。] 図31
[0009] ガソリンは入り口1010を介して気化器に入り、第1の室1012を満たす。第1の室1012はガソリン通路1016経由で第2の室1014に接続される。ガソリンはガソリン通路1016経由で第2の室1014を満たす。]
[0010] 調整可能なニードル弁1020(それは尖鋭端および細長いボディを有する)は、ガソリン通路1016に取付けられる、およびそれは軸方向に通路1016内で滑ることができる。ガソリン通路1016は狭い部分1018を備える。調整可能なニードル弁1020の先端は狭い部分1018に向かって突き出る。そして、調整可能なニードル弁1020が狭い部分1018に向かって移動される時、それは狭い部分1018をブロックでき、ニードル弁1020が狭い部分1018から離れて移動される時、狭い部分1018を開くことができる。]
[0011] 先端から遠い後方端部は調整可能なニードル弁1020の第2の室1014の中へ突き出る。枢軸点1026を介して第2のレバー1024に接続する第1のレバー1022が、調整可能なニードル弁1020の後方端部に取付けられている。第2の室1014の壁のうちの1つは、第2の室1014のボリュームを調節するために移動できる、柔軟なダイアフラム1032である。中空室1034はダイアフラム1032の反対側に形成される。第2のレバー1024の端はダイアフラム1032に接続する。第2のレバー1024は、またスプリング1030を介して第2の室1014の堅固な壁1028に接続する。スプリング1030は、所定位置へ第2のレバーを付勢させる。それは、次に所定の角度位置へ第1レバー1022を付勢させる。ダイアフラム1032の屈曲は、スプリング1030の付勢力に対する第1と第2レバーの回動を引き起こす。第1レバー1022の移動は、狭い部分1018に向かって、又はその部分から離れてその先端を移動させる調整可能なニードル弁1020の軸のスライド移動を引き起こす。]
[0012] 第1の通路1036は高速ニードル弁1038を介して第2の室1014へ接続する。第1通路1036の他の端は空気通路1004の狭い部分1008に接続する。第2の通路1040はアイドリング・ニードル弁1042を介して第2の室1014へ接続する。第2の通路1040の他の端は、3つの小さな穴1044を介して狭い部分1008の下流の空気通路1004に接続する。高速ニードル弁1038はプリセットされ、第1通路1036を通ってガソリンの流量を制限する。アイドリング・ニードル弁1042はプリセットされ、第2の通路1040を通ってガソリンの流量を制限する。]
[0013] 気化器のチョークとして働く第1の回動プレート1046は、狭い部分1008の前方の空気通路1004内に配置される。プレート1046は開位置(図示されている)と閉位置の間で旋回できる。開位置では、それは空気の最大量が通路1004に入ることを可能にして、空気通路1004の方向に伸びる。閉位置では、それは、空気通路1004を入ることができる空気の量を実質的に減らして、空気通路1004を横切って伸びる。]
[0014] 気化器のスロットルとして働く第2の回動プレート1048は、狭い部分1008の空気通路1004に下流に配置される。プレート1048は開位置と閉位置の間で旋回できる。開位置では、それは、空気の最大量が空気通路1004を出ることを可能にして、空気通路1004の方向に伸びる。閉位置では、それは、空気通路1004を出ることができる空気の量を実質的に減らして、空気通路1004を横切って伸びる。プレート1048は、その開位置と閉位置の間の中間位置で示される。]
[0015] 気化器が通常に使用される時、第1回動プレート1046は開位置にある。空気は、それにスピードを上げさせる狭い部分1008を通って空気通路を通過して引かれる。狭い部分1008を通る空気の移動は、第1通路1036から外へ空気流れの中へガソリンを引っ張って行き、空気通路1004を通過する。空気の量、従って第1通路1036から外へ引かれたガソリンの量は、第2の回動プレート1048の角度位置に依存する。その開位置にある時、空気の最大量は、第1通路1036からガソリンの最大量を取り出して、空気通路を通過することができる。その閉位置にある時、空気の最少量は、第1通路1036からガソリンの最少量を取り出して、空気通路を通過することができる。第2の回動プレート1048がその閉位置にある時、十分なガソリンが空気通路1004の空気流れに入ることを保証するために、第2の通路1040は、また空気流れにガソリンを供給する。しかしながら、第2の通路1040の出口は、第2の回動プレート1048の空気通路下流に接続して、常に十分な燃料が空気流れへ入っていることを保証する。]
[0016] ガソリンが2つの通路1036;1040から外へ引かれるとき、第2の室1014のガソリンの量は低減する。ガソリンの量が低減する時、ダイアフラム1032は屈曲し、第2の室1014のボリュームを低減し、ガソリンのロスを調節する。ダイアフラム1032が屈曲するとき、それはスプリング1030の付勢力に対して第1及び第2回動レバー1024;1022を移動させる。それは次に、軸方向に調整可能なニードル弁1020を滑らせて、それが、狭い部分1018から離れてその先端を移動させて、それを開く。そして、それは、ガソリンが第1室1012から第2の室1014へ流れ込むことを可能にする。第2の室1014が充満するとき、ダイアフラム1032は追加のガソリンを収容するために屈曲する。それはレバーを旋回し、狭い部分1018に向かって調整可能なニードル弁1020の先端を移動させて、ガソリン通路を通って流れるガソリンの量を減らす。ダイアフラム1032の動きは、第2の室1014のガソリンの量を制限するように、狭い部分1018に対して調整可能なニードル弁1020の先端の移動がコントロールされることを保証する。]
[0017] エンジンが冷たい時、第1回動プレート1046はその閉位置に置かれる。これは、空気通路1004を入る空気の量を減らし、したがって、冷たいエンジンを運転することを可能にするために、空気通路内のガソリン対空気のより高い比を提供する。]
[0018] 第1回動プレート1046の角度位置は、パワー・カッターのオペレーターによって手動で調節される分離したレバーに接続されたボーデンケーブルを使用してセットされる。第2の回動プレート1048の角度位置は、オペレーターによって手動で調節されるハンドルに取付けられたトリガースイッチ1070に接続されたボーデンケーブルを使用してセットされる。]
[0019] パワー・カッターの気化器のこのデザインに関する問題は、エンジンが冷たい時、エンジンの滑らかな運転を保証するためにオペレーターが第1回動プレートの角度位置を絶えず調節していなければならないということである。オペレーターがまたパワー・カッターを使用しようとしていれば、これは特に困難である。]
課題を解決するための手段

[0020] 従って、パワー・カッターであって、
ハウジング2と;
ハウジング2の内に取付けられた二サイクル内燃機関24と;
エンジンが運転している時、エンジンが加速できるスロットル・スイッチと;
ハウジングに取付けられた支持アーム7であり、ハウジングの前に突き出る支持アーム7と;
支持アームの端部に回転自在に取付けられたブレード取付機構70、90、86、92であり、エンジンが運転している時、エンジン24によって回転駆動されることができるブレード取付機構70、90、86、92と;
エンジンに混合気を提供するための気化器126と;
気化器に空気を提供するための空気吸入口314と;
気化器用の空気吸入口から吸入された空気をろ過する空気ろ過機構316と;
気化器にガソリンを供給するためのガソリンタンク124と;
エンジンの運転によって生成された排気ガスがエンジンから排出される排気管146と;
エンジンの運転をコントロールするエンジン・コントローラーと;
エンジンに潤滑油を提供する油タンク128と;
潤滑油をガソリンと混合するために、油タンクから潤滑油を送リ出すオイル・ポンプ130と;
所定のパラメーターに従って、ガソリンと混合するための十分な潤滑油を提供しているかどうかを判断する、感知システムと;
を備え、
感知システムは、潤滑油が所定のパラメーターに従って提供されていない時の表示をエンジン・コントローラーに供給し、
潤滑油が所定のパラメーターに従って提供されていないことを感知システムが表示する時、エンジン・コントローラーはエンジンをアイドルモードにする又はエンジンのスイッチを切る、パワー・カッターが提供される。]
[0021] エンジンが運転中に(低速でかつ本質的な負荷無しに)生じるエンジンへの損傷無しに、ガソリンに加えられている潤滑油無しで長い時間、二サイクル・エンジンを運転できることが分かった。これはアイドルモードにエンジンを置くこと、すなわち、その最小速度で運転するエンジンにより達成される。ほとんどのパワー・カッターが遠心クラッチを介して切断刃を駆動するので、エンジンを低速運転している時、これらの型式のパワー・カッターのエンジンの駆動もまた、切断刃との連結が解かれ、エンジンに対する負荷を低減している。そのため、不十分な潤滑油が検知される時、エンジンを止める代わりに、エンジンへの損傷を招く危険なしにエンジンをアイドルモードに置くことができる。パワー・カッターのオペレーターは、エンジンがアイドルモードに入れられたという事実によって不十分な潤滑油があることを理解する。又は、損害がそれに生じないことを保証するためにエンジンを止めることもできる。]
[0022] 潤滑油がタンク内のガソリンと混合するためにガソリンタンクに送り込まれても良く、潤滑油がガソリンタンクから気化器へガソリンを運ぶ通路に送り込まれても良いことは読者によって認識される。その後、ガソリンおよび潤滑油の混合物は気化器を通過するだろう。気化器内で、潤滑油/ガソリン混合物は空気と混合される。又は、ガソリンが空気と混合されるように、潤滑油をガソリンと混合するために、潤滑油が気化器に直接送り込まれても良い。しかしながら、理想的には、気化器とエンジンの間で通路が提供され、通路を通って、気化器によって生成された混合気は、気化器からエンジンへ通過し、オイル・ポンプは通路内の混合気と混合するために通路に潤滑油を送り込む。そうであるならば、好ましくは、潤滑油は液体、スプレー、又は霧の形で通路に送り込まれる。]
[0023] 潤滑油は、通路に入るガソリン量に対して約1:50の体積比で、通路に送り込むことができる。]
[0024] 潤滑油が所定のパラメーターに従って提供されていないことを感知システムが示し、エンジン・コントローラーがアイドルモードにエンジンを置いた時、エンジン・コントローラーは、オペレーターがスロットル・スイッチの操作によってエンジンを加速するのを防ぐことができる。エンジンがアイドルモードに入れられた時、それは、オペレーターによってエンジンを加速するために使用しようとするスロットル・スイッチの操作に優先する。これは、オペレーターがエンジンを破損するのを妨げ、同時に、エンジンのオイル供給量がチェックを必要とすることをオペレーターに示す。]
[0025] 潤滑油が所定のパラメーターに従って提供されていないことを感知システムが示し、エンジン・コントローラーがエンジンのスイッチを切った時、エンジン・コントローラーは十分な潤滑油が検知されるまで、オペレーターが再びエンジンを始動させるのを妨げることができる。エンジンのスイッチが再びエンジン・コントローラーによって切られる時、パワー・カッターのオペレーターはエンジンのスイッチが切られており、そのエンジンが再び始動されることを妨げられるという事実によって潤滑油が不十分であることを理解する。]
[0026] 理想的には、エンジンは少なくとも1つの点火プラグ、およびシリンダ内に摺動自在に取付けられたピストンを備え、それは回転可能なクランク・シャフトに接続される。点火プラグの点火はエンジン・コントローラーによってコントロールされ、エンジンに接続されたセンサーが提供される。それは、クランク・シャフトの角度位置をモニターし、エンジン・コントローラーにクランク・シャフトの角度位置の位置信号を提供する。エンジン・コントローラーはその位置を使用して、アイドルモードにエンジンを置くか又はエンジンのスイッチを切るために点火プラグの点火をコントロールする。]
[0027] そうであるならば、エンジン・コントローラーは、アイドルモードにエンジンを置くためにクランク・シャフトの角度位置に対して点火プラグの点火のタイミングを変更できる。さらに、エンジン・コントローラーは、アイドルモードにエンジンを置くためにクランク・シャフトの回転数に対して点火プラグの点火の数を変更できる。エンジン・コントローラーはクランク・シャフトの2つ又は3つの回転ごとにおいてスパークに点火できる。例えば、エンジンの通常運転時の場合のように、点火プラグがすべての回転において点火された場合の半分、又は1/3のみの力をそれは提供する。]
[0028] 又は、エンジン・コントローラーは点火プラグの点火を止めることによりエンジンを止める。]
[0029] センサーシステムは次のものを備えることができる。すなわち、
潤滑油が流れる通路にあるセンサーであり、通路内の潤滑油の流れのパラメーターを測定する、およびそのパラメーターの関数である信号を生成するセンサーと、
潤滑油が所定のパラメーターに従って通路に、又はその通路を通って送り込まれているかどうか判定するために信号を処理する信号プロセッサであり、潤滑油が所定のパラメーターに従って通路に送り込まれていない時、エンジン・コントローラーに表示を供給する信号プロセッサ、である。]
[0030] 通路は、気化器とエンジンの間の通路とすることができる。通路を通って、気化器によって生成された混合気は、気化器からエンジンへ通過する。通路はまた油通路とすることができる。]
[0031] 信号プロセッサはセンサーと一体である。又は、信号プロセッサは、エンジン・コントローラーの一部を形成してもよい。]
[0032] センサーは、互いに近接して通路内に配置された少なくとも2枚の導電性のプレートであり、信号がプレートの静電容量の変化に依存する導電性のプレートを備えてもよい。]
[0033] オイル・ポンプはエンジンのクランク・シャフトによって駆動されてもよい。]
[0034] 設計代案では、電力供給によって動力がオイル・ポンプに供給されてもよい。感知システムはモニタリング手段を備える。モニタリング手段は、オイル・ポンプの作動時にオイル・ポンプの電力供給の電圧および/または電流を観察する。また、それは、電力供給の電圧および/または電流の値の分析により、通路に潤滑油が送り込まれているかどうか判断する。所定のパラメーターと比較して、十分な潤滑油が提供されているかどうか判断するためである。そして、潤滑油が所定のパラメーターに従って送られていない時、それはエンジン・コントローラーに表示を供給する。電力が供給されるオイル・ポンプについて、以下のことが発見された。その運転の時にオイル・ポンプによって引き込まれた電圧および/または電流は、オイル・ポンプによって送られている潤滑油量に基づき従属的に変わる。オイル・ポンプが運転の正常なコースの時に潤滑油を送っている時、および潤滑油を送らないで作動している時、特に違いがある。そのような場合において、感知システムは、エンジン・コントローラーに組み入れることができる。]
[0035] 発明の2つの実施形態がこれから、添付の図面を参照して記述される。]
図面の簡単な説明

[0036] 図1は、第1の側からのパワー・カッターの斜視図を示す。
図2は、第2の側からのパワー・カッターの側面図を示す。
図3は、ベルトドライブと支持アームの水平断面のスケッチを示す。
図4は、支持アームの前方・後方の部分のスケッチを示す。
図5は、支持アームの後方・前方の部分間の接続の水平断面図のスケッチを示す。
図6はベルト・テンショナを示す。
図7は、前方の部分、受動輪、ブレードおよびブレードガードのコンピューターによる図面を示す。
図8は、図7において示されたものと反対方向から視たブレードとブレードガードのコンピューターによる図面を示す。
図9は、拡大したブレードおよびブレードガードのコンピューターによる図面を示す。
図10は、保持ナットのない拡大したブレードおよびブレードガードのコンピューターによる図面を示す。
図11は、第1支持ディスクのない拡大したブレードおよびブレードガードのコンピューターによる図面を示す。
図12は、ブレードガードを備えた前方の支持体のコンピューターによる図面を示す。
図13は、第1位置のアダプターを備えた側からの回転支持体機構の切断図のコンピューターによる図面を示す。
図14および15は、第2の位置のアダプターを備えた側からの回転支持体機構の切断図のコンピューターによる図面を示す。
図14および15は、第2の位置のアダプターを備えた側からの回転支持体機構の切断図のコンピューターによる図面を示す。
図16は、ブレード支持体の切断図を示す。
図17は、第1視点からの回転支持体機構の切断図のコンピューターによる図面を示す。
図18は、第2視点からの回転支持体機構の切断図のコンピューターによる図面を示す。
図19は、パワー・カッターのボディの垂直断面のスケッチを示す。
図20は、燃料キャップの斜視図を示す。
図21は、第1の側からの燃料キャップの分解組立図を示す。
図22は、第2の側からの分解組立図を示す。
図23は、エアーフィルターを備えたパワー・カッターの部品の垂直断面のスケッチを示す。
図24は、フィルタのコンピューターによる図面を示す。
図25および26は、フィルタのクリーニング作用のスケッチを示す。
図25および26は、フィルタのクリーニング作用のスケッチを示す。
図27〜29は、フィルタのコンピューターによる図面を示す。
図27〜29は、フィルタのコンピューターによる図面を示す。
図27〜29は、フィルタのコンピューターによる図面を示す。
図30は、空気ろ過システムの第2実施形態を示す。
図31は、気化器の先行技術デザインを示す。
図32は、静電容量センサ・ユニットのデザインを示す。
図33は、パワー・カッターのエンジンの概略図を示す。
図34は、エンジンのコントロールシステムのスケッチを示す。
図35は、オイル・ポンプの設計図を示す。
図36は、プライマーのスケッチを示す。
図37は回転可能なオン/オフ・スイッチを示す。
図38は、スイッチの分解組立図を示す。
図39A〜39Eは、スイッチカムとマイクロスイッチを示す。
図39A〜39Eは、スイッチカムとマイクロスイッチを示す。
図39A〜39Eは、スイッチカムとマイクロスイッチを示す。
図39A〜39Eは、スイッチカムとマイクロスイッチを示す。
図39A〜39Eは、スイッチカムとマイクロスイッチを示す。
図40は、スイッチの切断図を示す。
図41は、ノブの下側を示す。
図42はノブ、ボルトおよびスプリングを示す。
図43および44は、スイッチの背面図を示す。
図43および44は、スイッチの背面図を示す。
図45Aおよび45Bは、電子制御器から、2つの速度、低速(図45A)及び高速(図45B)、で作動するオイル・ポンプへ送られる電気信号を示す。
図45Aおよび45Bは、電子制御器から、2つの速度、低速(図45A)及び高速(図45B)、で作動するオイル・ポンプへ送られる電気信号を示す。
図46A、46Bおよび46Cは、感知機構の第2実施形態に関して、電子制御器からオイル・ポンプへ送られた電気信号を示す。
図46A、46Bおよび46Cは、感知機構の第2実施形態に関して、電子制御器からオイル・ポンプへ送られた電気信号を示す。
図46A、46Bおよび46Cは、感知機構の第2実施形態に関して、電子制御器からオイル・ポンプへ送られた電気信号を示す。
図47は、ソレノイドを備えた気化器を示す。
図48は、加熱エレメントを備えた気化器を示す。] 図1 図10 図11 図12 図13 図14 図16 図17 図18 図19
実施例

[0037] 図1および2を参照すると、パワー・カッターはボディ2を備える。ボディ2に、二サイクル内燃機関24、フロント・ハンドル4、リヤハンドル6、支持アーム7、支持アーム7に回転自在に取付けられ、ゴム・ベルト26経由のエンジン24によって駆動される切断刃10、およびブレードガード22が取付けられる。スターター12はエンジン24を起動するために提供される。プラスチック・カバー19は、図2に示すように支持アーム7の外側をカバーする。] 図1 図2
[0038] 図3を参照すると、支持アーム7は2つの部分、前方の部分8および後方の部分20を備える。後方の部分20は鋳鉄から作られ、ボルト(図示せず)を使用して、ギアケース32の側に堅く取付けられている。前方の部分8は鋳鉄からなり、後方の部分20に摺動自在に取付けられる。前方の部分は矢印Aの方向に滑ることができる。前方の部分8が後方の部分20に摺動自在に取付けられる方法は、より詳細に下に記述される。] 図3
[0039] エンジン24は出力軸28を有する。その上に、ゴム・ベルト26の駆動輪30は取付けられる。出力軸は、遠心クラッチ(図示せず)を介して周知の方法で駆動輪30を駆動する。受動輪32は、支持アームの前方の部分8の端部に回転自在に取付けられる。受動輪32は、下記に述べるように前方の部分8に取付けられる切断刃10に接続される。切断刃10にエンジン回転を伝達するために、ベルト26は2つの輪30、32の間で後方の部分20のまわりを通過する。前方の部分8が後方の部分20に対して滑ることを可能にする目的は、下記に述べられるように、ベルト26が伸ばされることを可能にすることである。ハブ16は駆動輪30をカバーする。]
[0040] 支持アーム7の後方の部分と前方の部分の間の相互連結は、図3、4、5および6を参照してこれから記述される。] 図3
[0041] 図3および4を参照すると、後方の部分20は、後方の部分20の幅を通過して形成された2つの細長いスロット40を備える。細長いスロット40は互いに整列され、等しい長さで、支持アームの後方の部分20に沿って長手方向に走る。2つの対応する穴部46が前方の部分8を通過して形成される。穴部46が対応するスロット40と整列するように、穴部46を備えた前方の部分8の部品は、細長いスロット40を備えた後部部分20の部品に並んで配置される。ボルト42は各穴部46および対応するスロット40を通過する。後方の部分および前方の部分を一緒に間にはさむために、ナット44はボルト42にねじ留めされる。また、それは摩擦を使用して、適所にそれらを保持する。ボルト42(従って前方の部分8)は後方の部分20に対してスロット40によって滑ることができる。] 図3
[0042] 前方の部分8に対して後方の部分20を滑らせるために、2つが互いに対して移動できるように、ナット44は緩められる。その後、前方の部分8は所望位置へ滑らせられる(下記に述べられたベルト・テンショナを使用して)。次に、ナット44は2つの間の移動を防ぐために後方の部分20を前方の部分8の間にはさむために締められる。]
[0043] 図2に示すように後方の部分20の両側に前方の部分8を配置できるように、前方・後方の相互連結機構が設計されている。通常運転では、前方の部分8は、後方の部分20のエンジン24と同じ側に配置される。これは位置Bとして示される。この位置では、切断刃10はパワー・カッターの中心軸に接近して配置される。しかしながら、それが壁の近くを切断することを可能にするためにボディ2の端に向かって配置された切断刃を有することは時々望ましい。その後、前方の部分8は、後方の部分20の反対側に移動し、位置Cへの矢印Dによって示されるように、前方の部分8の長手方向軸48のまわりで180度の間で回転できる。両方の方向において、ベルト26によってそれを駆動できるように、受動輪32は同じ位置に位置する。] 図2
[0044] ベルト・テンショナは図4、5および6を参照してこれから記述される。] 図4
[0045] 図5および6を参照すると、ベルト・テンショナは、図4に示すようにボルト42が通過する2つの穴部46を有する金属板50を備える。プレート50の位置はボルト42の位置によって固定される。整列する開口を形成する2つの輪52が金属板50に形成される。細長いボルト54の軸は輪52を通過する。細長いボルト54は、輪52内に自由に回転し軸方向に滑ることができる。ナット56がボルト54にねじ留めされる。スプリング58は、ナット56と輪52のうちの1つの間にはさまれる。スプリング58は、ナットが回転するのを防ぐ。したがって、ボルト54が回転するとき、ナット56は、ボルト54の回転に依存する方向にボルト54の長さに沿って移動する。ナット56の位置はスプリング58によって輪52に対して固定される。ストップ60は、支持アームの後方の部分20に一体化されて形成される。] 図4 図5
[0046] ベルト26を伸ばすために、ナットがボルト54の頭62に近づくように、細長いボルトは回転する。その位置がスプリング58によって固定されるので、ナットは、ボルト54を輪52内に軸方向に移動させる輪52に対して静止しているままである。その結果、ボルト54の端部64はストップ60に接近する。ストップ60の係合で、端部64(従ってボルト54)はさらには移動できない。したがって、ナットは移動し始める。ナットの移動により、スプリング58(従って輪52)が細長いボルト54の頭62に近づく。これは、ボルト42が2つのスロット40内を滑りながら、プレート50、2本のボルト42および前方の部分8がナット56と一緒に移動する結果となる。しかしながら、ベルト26が張り詰めた時、前方の部分8、従って、ボルト42およびプレート50はさらに移動することを妨げられる。しかしながら、細長いナット54がさらに回転すれば、ナット56はその長さに沿って移動し続ける。したがって、スプリング58は、輪(従ってプレート50)の上に力を加えて圧縮されるようになる。それは次に前方の部分8にそれを移転する。これはベルト26を伸ばす。スプリング58のより多くの圧縮、より多くの力がベルト26に加えられる。スプリング58の圧縮の量がベルト26に正確な量の力を加えるのにいつ十分か示すために、指標66は、プレート50に加えられる。]
[0047] 前方の部分8に取付けられたブレードはこれから記述される。]
[0048] 図7を参照すると、受動輪32は、前方の部分8に回転自在に取付けられる。受動輪32は、詳細に下に記述されるように、軸70を介して切断刃10に駆動可能に接続される。ブレードガード22は、より詳細に下に記述されるように、軸70のまわりに枢軸的に取付けられる。グリップ72は、ブレードガード22に堅く取付けられており、ブレードガード22を旋回するためにオペレーターが保持することができる。] 図7
[0049] 図12〜18は、前方の支持部8が回転自在に切断刃10を支持する機構を示す。] 図12 図13 図14 図15 図16 図17 図18
[0050] 図17および18を参照すると、受動輪32は、フランジ付きナット74を介して軸70に堅く取付けられている。受動輪32の回転は軸70の回転につながる。軸70は2つのボールベアリング・レース76を使用して、前方の部分8に取付けられる。各々は、軸70に堅く接続された内側軌道78、前方の支持部8に堅く接続された外側軌道80、および外側軌道80が内側軌道78に対して回転することを可能にする2つの軌道78、80の間にはさまれた1セットのボールベアリング82を備える。] 図17
[0051] 2つの平坦面84が軸70の長さの一部に沿って形成される(図16を参照)。第2の支持ディスク86は、軸70の同じ直径を持つ主に環状の中心穴を備えるが、軸70の平坦面84に寸法において相当する2つの平坦な側も備える。第2の支持ディスク86は、軸70の端部に取付けられ、2つの平坦面84によって形成された軸70の肩88に対して当接する。平坦面84は、第2の支持ディスクが軸70に回転方向に固定されることを保証する。その結果、軸70の回転は第2の支持ディスク86の回転につながる。] 図16
[0052] アダプター90(詳細は下に記述される)は軸70に取付けられる。アダプターは、自由に軸70のまわりで回転できる。切断刃10はアダプター90に取付けられる。]
[0053] 第1の支持ディスク92は、軸70の同じ直径を持つ主に環状の中心穴を備えるが、軸70の平坦面84に寸法において相当する、2つの平坦な側も備える。第1支持ディスク92は軸70の端部に取付けられ、切断刃10に対して当接する。平坦面84は、第1支持ディスク92が軸70に回転方向に固定されることを保証する。その結果、軸70の回転は第1支持ディスク86の回転につながる。]
[0054] ネジ穴94は軸70の端部に形成される(図10〜12を参照)。第2のフランジ付きナット96は穴部94にねじで留められる。ナット96のフランジは第1支持ディスク92をブレード10に対して押しつける。それは次にブレード10を第2の支持ディスク86に対して押しつける。ブレード10は、2枚の支持ディスク86と92の間にはさまれるようになる。軸70によって支持ディスク86、92の回転は、2枚のディスク86、92の間にはさまれているブレード10の摩擦接触によりブレードの回転につながる。摩擦によってブレード10を駆動することによって、ブレードがパワー・カッターの運転時にひっかけられるようになる場合、それは、軸70に対してブレード10の回転運動を可能にする。] 図10 図11 図12
[0055] 自動的なブレード支持調整機構はこれから記述される。]
[0056] 異なるサイズのカッティングブレードが使用できる。異なるサイズのカッティングブレード10は、軸70が通過するそれらの中心に異なるサイズの穴部を有する。本パワー・カッターが、2つの異なるサイズの穴部を有するカッティングブレード10に、それら(穴部)の中心を通って装着可能なことが意図される。これはアダプター90の使用によって達成される。]
[0057] 図17および18を参照すると、アダプターは、2枚の支持ディスク86と92の間の軸70に取付けられる。アダプター90は、軸70のまわりで自由に回転可能であるとともに、軸方向にディスク86と92の間の軸70に沿って滑ることができる。] 図17
[0058] アダプターは前方部分98および後方部分100を備える。前方部分98は第1の外径を有する。後方部分100はより大きな第2の外径を有する。2つの部分は、異なる直径の穴部を備えたブレード10が軸70の上に取付けられることを可能にする。図14から18に、アダプター90の後方部分100に小径の中心穴を備えたブレード10が取付けられることが示される。図13に、アダプター90の前方部分98に第2の直径の中心穴を備えたブレード10が取付けられることが示される。] 図13 図14
[0059] スプリング102は、第2の支持ディスク86とアダプター90の内側肩部104の間にはさまれる。スプリング102は、第1支持ディスク92に向かってアダプターを付勢させる。サークリップ106は、軸70のまわりに配置され、アダプター90の軸方向の移動の最大の範囲を制限する。その最大の限界へアダプター90を滑らせ、サークリップ106に対して当接させる時、後部部分100は支持ディスク86、92の間で中心に配置される。]
[0060] アダプターの後部部分100と同じ直径を備えたセンタ穴を有するブレード10が、アダプターに取付けられる時、それは、図14〜18に示すようにアダプターの後部部分100にぴったり合う。そのため、ブレード10は2枚の支持ディスク86と92の間で中心に配置される。しかしながら、アダプターの前方部分98と同じ直径を備えたセンタ穴を有するブレード10が、アダプターに取付けられる時、それは、図13に示すようにアダプターの前方部98にぴったり合う。それは後方部分上で滑ることを妨げられる。ブレード10が支持ディスク86および92によって軸70の上に固定されるために、それは、2つの間で中心に配置されなければならない。第1支持ディスク92がブレードの後で軸70の上に取付けられる時、それは、図13に示すように第2の支持ディスク86に向かってアダプター90を移動させて、ブレード10およびアダプター90をスプリング102の付勢力に対して押しつける。ブレードが軸70に固定して取付けられる時、それは支持ディスク間で中心に配置される。前方部分は同様に中心に取付けられる。アダプターは、2つのタイプのブレード10を使用可能にする。また、それはブレード・サイズに従って自動的に移動する。] 図13 図14 図15 図16 図17 図18
[0061] 回動ブレードガード22はこれから記述される。]
[0062] 図15を参照すると、ブレードガード22は2個のゴム108と110の間にはさまれることにより保持される。ブレードガード22は軸70のまわりで回転できる。しかしながら、それは、ゴム108および110の2個によって摩擦によって保持される。ガード22を旋回するために、オペレーターは、ガード22とゴム108、110の間の摩擦に打ち勝たなければならない。] 図15
[0063] 金属製ブラケット112は4本のボルト114を介して前方の部分8に取付けられている。ボルトは、前方の部分8を自由に通過し、ブラケット112に形成されたネジ穴とねじ係合する。コイルばね116は、各ボルト114の頭118と前方の部分8の間にはさまれる。また、それは、前方の部分に向かってブラケット112を引いて、穴部から外へボルト114を付勢させる。第1のゴム108、ガード22および第2のゴム110は、ゴム・ガード・ゴムのサンドイッチを形成するためにブラケットと前方の部分8の間にはさまれる。スプリング116の強さは、ゴム108、110およびガードの間の摩擦力を決定する。]
[0064] ガードを旋回するために、オペレーターはグリップ72を保持し、ガードとゴム108、110の間の摩擦力に打ち勝つことにより、ガード22を旋回する。]
[0065] 潤滑油およびガソリン管理システムの第1のデザインはこれから、図19を参照して記述される。] 図19
[0066] 二サイクル内燃機関は、回転可能なクランク114に接続されるピストン1000が摺動自在に取付けられるシリンダ120を備える。シリンダ120内のピストン100の往復運動は、クランク・シャフト114の回転運動を周知の方法で引き起こす。ピストンの移動は、シリンダ内の混合気/油混合体の燃焼により引き起こされる。その着火は点火プラグ730の点火によって引き起こされる。エンジンは、周知の方法で燃料を燃やし、そのクランク・シャフト114の回転動作を生成する。それ(クランク・シャフト114)は出力軸28に接続する。その後、排気ガスは、周囲の大気へエンジン24から排気管146を通って放出される。エンジンの速度は、気化器126がエンジンに供給する混合気/油混合体の量によって決定される。それ(混合気/油混合体の量)は、オペレーターがトリガースイッチ1070を低下させる量に依存する。]
[0067] パワー・カッターは、二サイクル内燃機関24を駆動するために配置されたガソリンが収容されたガソリンタンク124を備える。ガソリンは、破線144によって概略的に示された通路を経由してタンク124から気化器126を通過する。気化器126はガソリンが燃焼するシリンダ120に送られる前にガソリンを空気と混合する。空気のろ過を含む空気の供給の詳細は詳細に以下に記述される。第2のタンク128も図示のボディ2に取付けられる。その中に潤滑油は収容される。潤滑油は、標準設計のオイル・ポンプ130によりタンク128から外へ汲み出される。オイル・ポンプ130は、クランク・シャフト114からギヤー配列体(図示せず)を介して駆動されるクランク・シャフト・ハウジングに取付けられる。オイル・ポンプ130は、油タンク128からポンプ130を経由して、気化器126とシリンダ120の間の通路132の中へ、破線142によって示された油通路を通って、適切な形で、例えば液体、又はスプレー又は霧になった液体で、潤滑油を送る。そして、それ(オイル・ポンプ)は、潤滑油を気化器126によって生成された空気/ガソリン混合気と混合する。それ(オイル・ポンプ)はガソリンに対して比1:50で潤滑油を注入する。]
[0068] センサユニット140は、気化器126とシリンダ120の間の通路132内に取付けられるセンサーを備える。又は、それは通路132に隣接している油通路142に取付けられる。センサーは、通路内の潤滑油の流れのパラメーターを測定し、潤滑油が所定のパラメーターに従って通路132に正確に送り込まれているかどうか判断する(センサユニットに組み入れられた信号プロセッサを使用して)。それは、潤滑油が通路132に入るときに潤滑油の圧力をチェックすることによって、又は通路132の潤滑油の存在の検知によって行われる。そのようなパラメーターは潤滑油が通路132に送り込まれる速度とすることができる。]
[0069] センサユニットの一例の構造が、これから、図32を参照して記述される。センサユニットは、ワイヤー1056を介して信号発生装置/信号プロセッサ1054に接続される2つの金属板1050;1052から成るセンサーを備える。金属板は、気化器126とシリンダ120の間の通路132(油通路142の下流)内に配置される。2枚のプレートの静電容量を測定するために、信号発生装置/信号プロセッサ1054はプレート1050;1052へ信号を送る。静電容量は、混合気と潤滑油から成るプレート1050;1052間の物質に依存する。潤滑油量が変化すると、プレートの静電容量は変わる。この静電容量は、静電容量が所定の制限値を越えた場合に電子制御点火装置に信号を供給する信号発生装置/信号プロセッサ1054によって分析される。] 図32
[0070] エンジンは電子制御点火装置によってコントロールされる。センサユニット140は、通路132に送り込まれている潤滑油の量に関して電子制御点火装置に信号を供給する。不十分な潤滑油、過度の潤滑油又はゼロの潤滑油が、油タンクが空である、妨害物が油パイプ142内にある、又はポンプに欠点がある等の事実により、通路に送り込まれる場合、センサユニット140は点火系統にその信号を送る。その後、点火系統は、点火系統の設定に基づいて、アイドルモードにエンジンを置くか、又は完全にエンジンのスイッチを切る。これは、潤滑油が、二サイクル・エンジンの燃焼に先立って常にガソリンに正確な量で加えられることを保証する。]
[0071] センサユニット140はセンサユニット140に組み入れられた信号発生装置/信号プロセッサ1054を有すると記述したが、単にセンサーから成るセンサユニットを備えた電子制御点火装置に、信号発生装置/信号プロセッサ1054を組み入れることができることは読者によって認識される。]
[0072] 潤滑油およびガソリン管理システムの第2のデザインはこれから、図31〜33を参照して記述される。] 図31 図32 図33
[0073] 図33を参照すると、二サイクル内燃機関は、回転可能なクランク114に接続されるピストン1000が摺動自在に取付けられるシリンダ120を備える。シリンダ120内のピストン100の往復運動は、クランク・シャフト114の回転運動を周知の方法で引き起こす。ピストンの移動は、シリンダ内の混合気/油混合体の燃焼により引き起こされる。その着火は点火プラグ730の点火によって引き起こされる。エンジンは、そのクランク・シャフト114の回転動を生成するために周知の方法で混合気を燃焼させる。クランク・シャフト114は出力軸に接続する。その後、排気ガスは、周囲の大気へのエンジンから排気管146を通って放出される。エンジンは周知の方法で操作用引ひもを使用して始動される。エンジン速度は、気化器126がエンジンに供給する混合気/油混合体の量によって決定される。それ(混合気/油混合体の量)は、オペレーターがトリガースイッチ1070を押し下げる量に依存する。] 図33
[0074] パワー・カッターは、二サイクル内燃機関24を駆動するために配置されたガソリンを収容するガソリンタンク124を備える。ガソリンは通路144経由でタンク124から気化器126を通過する。気化器126はガソリンが燃焼するシリンダ120に送られる前に、ガソリンをエアーフィルター890からの空気と混合する。潤滑油が収納される第2のタンク128も図示のボディに取付けられる。潤滑油はオイル・ポンプ700を介してタンク128から汲み出される。オイル・ポンプ700は、油タンク128からポンプ130を経由して気化器126とシリンダ120の間の通路132の中へライン142によって示された油通路を通って、適切な形で、例えばスプレー又は霧になった潤滑油で、潤滑油を送る。その後、それ(スプレー又は霧になった潤滑油)は、気化器126によって生成された空気/ガソリン混合気と混合する。]
[0075] センサー140は、気化器126とシリンダ120の間の通路132に取付けられる。センサーは、ガソリン/空気混合気に加えられている潤滑油の量をモニターし、電子制御器716に通路132の潤滑油量を示す信号を(ケーブル701を介して)送る(図34参照)。電子制御器は、信号を処理し、それが所定のパラメーターに従うかどうか判断する信号プロセッサを備える。潤滑油が十分な量で供給されていないと電子制御器が判定する場合、それはエンジンをアイドルモードに置くかエンジンを完全に止める。] 図34
[0076] そのようなセンサーは、センサーが2枚のプレート間の静電容量の変化をモニターする静電容量タイプとすることができる。静電容量は、ガソリン/空気混合気内に存在する潤滑油量の関数である。そのようなセンサーは、図32を参照して以前に記述された。] 図32
[0077] 気化器126はこれから、図47を参照して記述される。気化器のデザインは図31を参照して以前に記述されたそれに類似する。同じ特徴が存在するものには、同じ参考番号が使用された。] 図31 図47
[0078] 図31において示されたものと、図47において示されたものとの主な相違は、気化器のチョークとして働く第1回動プレート1046が省略されたことである。代わりに、第3の通路1100が加えられた。第3の通路1100は電磁弁1102を介して第2の室1014へ接続する。第3の通路1100の他の端は、狭い部分1008の下流で空気通路1004と接続する。電磁弁1102はソレノイド714およびピン1106を備える。ピンは、第3の通路1100をブロックするために第3の通路1100の絞り1108とピン1106の先端が係合する第1の位置と、第3の通路1100を開くために絞り1108から離れて先端が位置付けられる第2の位置の間で軸方向(矢印M)に滑ることができる。ピン1106はその第1の位置へ付勢される。電流の供与によってソレノイドの起動は、その第1の位置から第3の通路1100を開くその第2の位置へ付勢力に抗してピン1106を移動させる。電流の除去によってソレノイド714は作動を停止し、第3の通路1100を閉じて、その第2の位置からその第1の位置へ付勢力の影響によりピン1106を移動させる。] 図31 図47
[0079] 気化器は、通常運転では、図31を参照して記述されたものと同じ方法で機能する。電流はソレノイド714に供給されない。また、ピン1106は絞り1108と係合し、第3の通路1100をブロックする。しかしながら、エンジンが冷たい時、電流はソレノイド714に供給できる。それは、ピン1106を絞りから離れるように滑らせて、第3の通路1100のブロックを無くし、ガソリンが第3の通路1100を通過し、かつ空気通路1004に入ることを可能にする。これは、空気通路1004を出る混合気の空気量に対してガソリン量を増加させ、冷間時にエンジンを滑らかに運転することを可能にする。一度、エンジンが暖かくなると、ソレノイド714は、それへ電流を移すことにより、スイッチオフすることができる。それは、第3の通路をブロックし、それによってそれ以上のガソリンが通過するのを防ぐ絞り1108に向かって、ピン1106が滑ることを可能にする。] 図31
[0080] 第3の通路1100に加えて、中空室1034と空気通路の間に接続する、第4の通路1110がある。この通路は、2つの間の空気通路を提供する。空気通路1004の空気圧力に増加または減少がある時、これらは中空室1034に伝達される。これらは、第2の室および空気通路1004内へのガソリンの流れに影響を及ぼすダイアフラム1032を介して第2の室1014へ次に伝達される。第4の通路1110はフィードバック機構として働き、気化器の性能を改善する。]
[0081] ソレノイドは、(エンジンが冷たい時)ガソリンリッチな空気/ガソリン混合物を提供するために使用され、エンジン始動を助ける。エンジンが暖かい時、ソレノイドのスイッチが切られる。エンジンの温度はエンジンブロックに配置されたセンサー710を使用して測定される。ソレノイド714は、チョークを取り替えるために使用され、気化器のデザインから出る。それによって、オペレーターは、冷たい時エンジンを始動させるために手動でバルブを調節するだろう。電子制御器716はエンジン温度に基づいてソレノイドを操作する。]
[0082] 同様な方法でソレノイドを使用する気化器の設計代案は、US7264230に見つけることができる。図47を参照して以前に記述されたものを取り替えるためにこれを使用することができる。] 図47
[0083] 第2の設計代案はこれから、図48を参照して記述される。気化器126はこれから、図48を参照して記述される。気化器のデザインは図31を参照して以前に記述されたものに類似する。同じ特徴が存在するものに、同じ参考番号が使用される。] 図31 図48
[0084] 図31において示されたものと、図47において示されたものとの主な相違は、気化器のチョークとして働く第1回動プレート1046が、取り除かれ、加熱エレメント1200と取り替えられたということである。エンジンが冷たい時、加熱エレメント1200のスイッチが入れられ、そして空気流れが気化器を通過するとき、加熱エレメントは空気流れを加熱する。これは、加熱された混合気を提供し、それ(エンジン)が許容できる運転温度に到達するまでエンジンが滑らかに運転されることを可能にする。加熱エレメント1200は電子制御器716によってコントロールされる。以前に記述されたそれ(第1回動プレート)を取り替えるためにこれ(加熱エレメント)を使用することができる。] 図31 図47
[0085] エンジン点火装置システムは電子制御器716によってコントロールされる。その機能は、図34を参照してより詳細に以下に記述される。] 図34
[0086] インペラを形成する多くの金属フィン704を含むフライホイール702が、クランク・シャフト114の端部に取付けられる。フライホイール702が回転するとき、インペラはエンジンの外側まわりに空気を吹き付ける。インペラ702に隣接しているのは2台の発電機706;708である。2台の発電機は、磁石および回転するフライホイール702によって引き起こされるインダクタンスの変化を使用して、電気を起こす。フライホイール702が回転するとき、それは2台の発電機706;708に電気を発生させる。第1発電機706は、エンジン点火系統および電子制御器716に電気を供給するために使用される。第2発電機708は、オイル・ポンプ700および気化器のソレノイド714のために電気を提供するために使用される。両者はケーブル717を介して電子制御器716に接続される。]
[0087] また、2つのセンサー710;712がフライホイールに隣接していて取付けられる。第1センサー710は、エンジンブロックの温度をモニターし、電子制御器716へ温度を示す信号(ケーブル711を介して)を送る。第2センサー712は、フライホイール702の角度位置をモニターし、電子制御器716にフライホイール702の角度位置を示す信号(ケーブル713を介して)を送る。この信号もその角度位置と同様にフライホイール車702の回転速度を測定するために電子制御器716によって使用できる。]
[0088] オイル・ポンプ700は電気的に動力が供給される。その動力はケーブル715を介して電子制御器716によって供給される。オイル・ポンプは図35に示される。] 図35
[0089] この種のオイル・ポンプはEP1236894に述べられている。図35を参照すると、オイル・ポンプは、停止機構1204によって決定される軸方向移動の制限範囲を越えてハウジング1202の内に軸方向に滑ることができるピストン850を備える。スプリング854は所定位置にそれを付勢させる。室852はピストン850の下に配置される。ソレノイド1206はピストンを囲み、電流が掛けられる時、それを軸方向に移動させる。ピストン850はスプリング854によって矢印Rの方向に付勢される。ソレノイドの起動は、矢印Rにスプリング854の付勢力に抗してピストンを反対方向に移動させる。通路1208はピストン850を通って形成される。潤滑油は入口1210を介して通路に供給される。ボールベアリング1212およびスプリング1214を備える第1のバルブは、通路1208の端部と室852の間に配置される。ボールベアリング1216およびスプリング1218を備える第2のバルブは、ベースと室852の間に配置される。室852を拡大させて、ピストンがスプリング854の付勢力により矢印Rの方向に移動している時、第1バルブは開く。また、第2のバルブは閉じる。また、それは室を潤滑油で満たす。室852のサイズを低減して、ピストンがソレノイド1206の起動によって矢印Rの反対方向へ向かう時、第1バルブは閉じる。また、第2のバルブは開く。また、それは、出口1220を通って室852から潤滑油を放出する。] 図35
[0090] オイル・ポンプ700は、オイル・ポンプへ方形の電圧信号892を送る電子制御器716によって駆動される(図45A参照)。電圧がV1である時、ポンプのピストン850を移動させて、油室852のサイズを低減する。これにより、プリセット量の潤滑油が、室852から外へ汲み出される。電圧がゼロである時、ピストンは、スプリング854によりその開始位置へ戻り、室852を拡大させ、室852が潤滑油で充満することを可能にする。方形の電圧信号892の周波数が高いほど、オイル・ポンプ700は単位時間当たりにより多くの潤滑油を送る。オイル・ポンプは、2つの速度(図45Aに示される第1速度と、図45Bに示される第2速度であり、第2速度において方形の電圧信号892の周波数、従って、ピストン850の動きは倍になる)で運転することができる。また、その一般的な運転は詳細に以下に記述される。] 図45A 図45B
[0091] 点火プラグ730はケーブル732を介して電子制御器716に接続される。点火プラグの点火は電子制御器716によってコントロールされる。]
[0092] プライマー734は、パワー・カッターのハウジング800の後部壁736に取付けられる。プライマーは手動ポンプである。パイプ738はガソリンタンク124からプライマー734に接続する。第2のパイプ740はプライマーから気化器126へ接続する。プライマーの作動原理の簡単な説明は、これから、図36を参照して記述される。プライマーは、直列に配置された2つのバルブ742;744から成り、2つのバルブ742;744は、ガソリンを(矢印AおよびBで示された)バルブを通ってのみ1方向に流すことを可能にする。パワー・カッターのユーザにアクセス可能な壁を形成するゴム・ドーム746を有する室750が、2つのバルブ742;744の間に配置される。1方のバルブ742は、ガソリンが室750に入ることのみを可能にし、他方は、ガソリンが室750を去ることのみを可能にする。プライマーを使用するために、オペレーターはゴム・ドーム746を圧縮する(破線748で示される)。これは、バルブ間で形成された室750のボリューム(従ってガソリンを収納できるスペース)を減らす。そのため、ガソリンは(バルブ744の1つを通って)プライマーから放出される。このとき、第2のバルブ742は閉鎖状態を保っており、ガソリンがバルブ742を介して室750から出るのを防ぐ。オペレーターがドーム746を解放する時、室750のボリュームは、第1バルブ744が閉じられ続ける(それは、バルブ744によってガソリンが室750に入るのを防ぐ)ので、第2のバルブ742を通って室750の中へガソリンを吸引して増加する。ドーム746の圧縮と解放の反復動作により、ガソリンがプライマー734を通って送られることとなる。オペレーターが、タンク124から気化器126へパイプ738;740を通って、ガソリンを手動で送ることができるように、プライマーが配列される。] 図36
[0093] プライマーの目的はオペレーターが気化器にガソリンを入れることを可能にすることである。そうでなければ、オペレーターは、十分な量のガソリンが気化器126の中へ吸収される前に操作用引ひもを使用して、エンジンを数回回さなければならない。]
[0094] DECOバルブ752はシリンダ120の側に取付けられる。バルブ752は、エンジンを始動させる前にオペレーターによって手動で開かれる。開かれた時、DECOバルブは点火に先立ってシリンダ120内の圧力を下げる。必要なガソリン/空気混合気の圧縮量が低減されるので、エンジンの(操作用引ひもを使用しての)起動は簡単になる。エンジンが始動すると、DECOバルブは自動的に閉じる。]
[0095] 電子制御器716は、回転可能なノブ758の形式のオン/オフ・スイッチ754を有する。スイッチはケーブル756を介して電子制御器に接続される。]
[0096] ポインター764としてのノブ758は、その周囲に一体化されて形成される。回転可能なノブ758は、ノブ758がその角度位置の間で回転可能な2つの角度位置を有する。第1位置では、スイッチはONである。この位置では、ポインター764はONラベル762を指す(図1を参照)。第2の位置では、スイッチはOFFである。この位置では、ポインター764はOFFラベル760を指す。回転可能なノブがON位置にある時、オペレーターはエンジンを始動させて、パワー・カッターを使用できる。回転可能なノブ758がOFF位置にある時、エンジンは始動を妨げられる。エンジンが運転している時、回転可能なノブ758がONからOFF位置に移動されれば、エンジンのスイッチは自動的に切られる。] 図1
[0097] 安全ボタン766はノブ758の中心に配置される。エンジンが運転していれば(つまり、ノブはON位置にある)、安全ボタン766の押下げによりエンジンのスイッチが切られる。その後、ノブ758は、自動的にOFF位置へ戻る。安全ボタンが押し下げられた後、ノブ758がOFF位置へ戻ることを妨げられれば、OFF位置へノブ758を戻らせるまで、エンジンを始動することはできない。]
[0098] ON/OFFスイッチ754のアセンブリ(ノブ758および安全ボタン766を含む)の構造はこれから記述される。]
[0099] ON/OFFスイッチ・アセンブリは、回転可能なノブ758、クランク768、スイッチカム770および安全ボタン766から成る。]
[0100] クランク768は、ハウジング800の後部壁736の中へ堅く固定され、回転を妨げられる。クランク768は、ソケット772を備え、その中へマイクロスイッチ774が堅く取付けられる(図49C参照)。]
[0101] ノブ758がクランク768の外側に回転自在に取付けられる。スイッチカム770がクランク768の内部に回転自在に取付けられる。ボルト778(それはノブ758に形成された管状の凹部776のベースを通過する)は、スイッチカム770の中へねじ込まれ、それに堅く取付けられる。スプリング780はボルト778の頭と凹部776のベースの間にはさまれる。ボルト778およびスプリング780は、スプリングが凹部776のベースから離れてボルト778の頭を付勢するので、互いに向かってそれらを付勢させて、ノブ758およびスイッチカム770をクランク768の上に保持する。ノブは、クランク768に対して移動(ONとOFFの位置間の)の制限範囲内で回転できる。位置範囲は、ハウジングの後部壁736の端に形成された凹部788で係合するノブの下側に形成されたペッグ786によって制限されている。スイッチカム770は、またクランク768に対して移動の制限範囲内で回転できる。さらに、スイッチカム770は、軸方向移動の制限範囲を超えてボルト778の長手方向軸と平行な方向にクランク768に対して滑ることができ、その範囲は、凹部776内のボルト778の長さによって制限されている。ボルト778はスイッチカム770と一緒に回転し滑る。]
[0102] 安全ボタン766はノブ758に形成された管状の凹部776内に取付けられ、凹部776に配置されたボルト778の端部およびスプリング780を囲む(図40を参照)。安全ボタン766は、スイッチカム770に向かって、又はスイッチカム770から離れて凹部776内に軸方向に滑ることができる。安全ボタンの外側への軸方向移動の範囲は、ノブ758の内側段部と各々係合するストップ782によって制限されている。ボルト778の頭は、直接安全ボタン766の下側を当接する。安全ボタンの押下げはベースを介してボルト778を押し、スプリング780を圧縮し、スイッチカム770をクランク768およびノブ758から離れて移動させる。] 図40
[0103] 長いコイルばね784がノブ758とクランク768の間に接続される。コイルばね784は、図41に最も良く示すように、ノブ758の下側に形成された環状のチャンネル790内に位置する。1つの端部はチャンネル790の端部で壁792に対して当接する。他の端はクランク772に形成されたストップ(図示せず)に対して当接する。スプリング784は、そのOFF位置へクランクに対してノブ758を回転方向に付勢させる。] 図41
[0104] 図43および44に最も見られるようにリーフスプリング794がスイッチカム770とクランク768の間で接続される。リーフスプリング794の1つの端部は小さなボルト796の使用によりスイッチカム770に接続される。他の端は、クランク768上のストップ798と当接する。リーフスプリング794は、クランクに対してOFF位置へスイッチカム770を回転方向に付勢させる。] 図43
[0105] 2つのランプ820はノブ758の下側に形成され、各ランプは、図41に最も良く示すように、ランプ端部822を有する。図9に最も良く示すように、ランプ凹部端部826を有するランプ凹部824は、ノブ758に面するスイッチカム770の側に形成される。スイッチ・アッセンブリがOFF位置にある時、すなわち、ノブ758およびスイッチカム770の両方が各スプリング784;794の付勢力の下でそれらのOFF位置にある時、2つのランプ820の各々は、各ランプ820のランプ端部822を備えた対応するランプ凹部824に配置される。それは、対応するランプ凹部824のランプ凹部端部826に対して直接当接する。] 図41 図9
[0106] 2つのクランク・ランプ828がクランク768の下側に形成される。また、ランプ828はそれぞれ図39Cに最も良く示すようにクランク・ランプ端部830を有する。スイッチカム・クランク・ランプ端部834を有するスイッチカム・クランク・ランプ832(図40に最も良く示すように)は、ノブ758に面するスイッチカム770の側に形成される。スイッチ・アセンブリがそれぞれのスプリング784;794の付勢力の下にOFF位置(つまりそれらのOFF位置のノブおよびスイッチカム770の両方を備えた)にある時、2つのスイッチカム・クランク・ランプ832の各々は、図39Cに示すように対応するクランク・ランプ828の低い端部(クランク・ランプ端部830から離れたクランク・ランプ828の端部)に対して配置される。] 図39C 図40
[0107] 図39Aおよび39Bに最も良く示すように、周辺カム836がスイッチカム770の端のまわりに形成される。マイクロスイッチ774は、マイクロスイッチ774のボディから突き出るピン838を備える。ピン838は、マイクロスイッチ774のボディ内へ、又はそのボディから外へ軸方向に滑ることができ、マイクロスイッチ774の内側のスプリング(図示せず)によってその最外部位置へ付勢される。ピン838は周辺カム836と係合する。スイッチカム770の回転はピン838を周辺カム836に沿って滑らせる。それはスプリングの付勢力に抗してマイクロスイッチ774のボディにそれを押し込むか、又はスプリングの影響の下でマイクロスイッチ774のボディから外へそれが滑ることを可能にする。スイッチカム770がそのOFF位置にある時、ピンは、図8Aに示すように、マイクロスイッチ774のボディ内へ押し込まれる。スイッチカムがそのON位置へ回転する時、ピン838は図39Bに示すようにその最外部の位置へ伸びる。] 図39A 図39B 図8A
[0108] ON/OFFスイッチのアセンブリが作動する方法はこれから記述される。]
[0109] 初めに、ノブ758およびスイッチカム770は両方ともそれらのOFF位置に配置される。パワー・カッターのオペレーターは、ON/OFFスイッチを使用してユニットをオンすることを望む。オペレーターは、彼らの手を使用して、そのOFF位置からそのON位置へノブ758を回転させる。ノブ758が回転する時、回転運動がノブ758からスイッチカム770に各ランプ820のランプ端部822によって移転されるので、それはカム・スイッチ770を一斉に回転させる。それは、個々の対応するランプ凹部824のランプ凹部端部826を押す。凹部824に対して、それはスイッチカム770をノブ758と一緒に回転させるために図40の矢印Mの方向に当接する。スイッチカム770が回転するとき、2つのスイッチカム・クランク・ランプ832(それらは初めにクランク・ランプ828(図39Cに示す)の低い端部に対して配置される)は、クランク・ランプ828(図39Dに示す)の上へ乗る。それ(クランク・ランプ828)は静止している。スイッチカム・クランク・ランプ832がスイッチカム770の回転によりクランク・ランプ828の上に乗るとき、スイッチカム770はノブ758から離れて軸方向に(図40の矢印Nの方向)滑ることを強いられる。それにより、スプリング780が圧縮され、ボルト778の頭部が凹部776のベースに近づく。スイッチカムが十分に回転し、クランク・ランプ端部830およびスイッチカム・クランク・ランプ端部834が整列する時、スイッチカム770は、軸方向にノブ758に向かってスプリング780の付勢力の下で滑る。それは、クランク・ランプ端部830およびスイッチカム・クランク・ランプ端部834が図39Eに示すように互いに当接することを保証する。クランク・ランプ端部830およびスイッチカム・クランク・ランプ端部834が、図39Eに示すように互いに当接する時、スイッチカム770はそのON位置にあり、クランク・ランプ端部830およびスイッチカム・クランク・ランプ端部834は、それらが互いに押され、相対的運動を防ぐので、リーフスプリング794の影響下でそのOFF位置へ戻ることを妨げられる。ノブ758は、スプリング784に優先するスプリング780の作用によってランプ凹部824内に保持されているランプ820によってスプリング784の影響下でそのOFF位置へ戻ることを妨げられる。スイッチカム770がOFF位置(図39A参照)からON位置(図39B)へ回転する時、周辺カム836は回転する。それは次にピン838がマイクロスイッチ774のボディから伸びることを可能にする。これは、次に、電気制御器716がパワー・カッターを起動し、操作用引ひもが引かれる時それが始動することを可能にする接続をする。] 図39A 図39B 図39C 図39D 図39E 図40
[0110] そのため、ON/OFFスイッチのアセンブリは、両方ともON位置のノブ758およびスイッチカム770と一緒にONになり、ピン838がマイクロスイッチ774のボディから伸びることを可能にする。ON/OFFスイッチ・アセンブリをそのOFF位置へ切り替える2つの方法がある。]
[0111] 第1の方法は、安全ボタン766の押下げである。安全ボタン766の押下げは、スプリング780を圧縮して、ノブ758の凹部776のベースに向かってボルト778の頭を滑らせる。それは次にスイッチカム770をノブ758から離れて軸方向に滑らせる。スイッチカム770が軸方向に滑るとき、スイッチカム770はクランク768から離れて移動する。それは、次にクランク・ランプ828(そしてスイッチカム・クランク・ランプ832)を互いから離れて移動させ、したがってクランク・ランプ端部830およびスイッチカム・クランク・ランプ端部834の接続を解かせる。そのため、スイッチカム770はそれから、リーフスプリング794の影響下でそのOFF位置に戻るまで回転できる。ノブがランプ凹部824内に保持されているランプ820によってそのON位置に保持されるとき、ランプ凹部824がスイッチカム770と一緒に回転するので、ノブ858はまたそのOFF位置へ戻る。万一ランプ820がノブ758に対してスイッチカム770のスライド移動によりランプ凹部824との連結を解くようになれば、ノブ758は、ノブ758とクランク768の間のスプリング784の影響下でそのOFF位置へ戻る。]
[0112] ON/OFFスイッチ・アセンブリをOFFに切り替える第2の方法は、ノブ758の回転を備える。オペレーターは、ノブ758をそのOFF位置へ回転させる。ランプ820がランプ凹部824内に保持されるとき、ノブ758の回転はスイッチカム770の回転を促す。しかしながら、クランク・ランプ端部830およびスイッチカム・クランク・ランプ端部834が、互いに当接するので、スイッチカム770は回転を妨げられる。したがって、ランプ端部822がランプ凹部端部826から離れて移動しながら、ランプ820はランプ凹部824から外へ滑る。ランプ820がランプ凹部824から外へ滑るとき、スイッチカム770(それは回転を妨げられる)は、軸方向にランプ820およびランプ凹部824の受ける作用によってノブ858から離れて滑る。スイッチカム770がノブ758から離れて十分に遠くに滑った時、クランク・ランプ端部830およびスイッチカム・クランク・ランプ端部834(それらは互いから離れて滑っている)は接続を解かれるようになる。したがって、スイッチカム770はそのOFF位置へリーフスプリング794の影響下で回転できる。ノブ758は、オペレーターおよび/またはスプリング784の影響下で移動する。そのため、ノブ758およびスイッチカム770の両方は、それらがスプリング784;794によって保持されるOFF位置へ戻る。]
[0113] ノブおよびスイッチカム770の両方がそれらのOFF位置へ移動した時、ランプ820はランプ凹部824と係合する。その結果、スイッチはパワー・カッターのスイッチを入れるために再び使用できる。]
[0114] パワー・カッターの運転はこれから記述される。]
[0115] オペレーターは最初にDECOバルブ752を起動し、次に、プライマー734を使用して、気化器126にガソリンを送り込む。その後、オペレーターはノブ758をそのON位置へ回転させて、ON/OFFスイッチをONに切り替える。その後、オペレーターは、操作用引ひもを引いてエンジンのクランク114を回転させる。クランク114が回転するとき、フライホイール702もまた回転し、その結果2台の発電機706;708にパワー・カッターを操作する十分な電気を発生させる。]
[0116] 電子制御器は、センサー710を使用して、エンジン温度をチェックする。エンジンが冷たい場合、それは、「自動チョーク」をセットする気化器内のソレノイド714に動力を供給するために第2の発電機708からの電気を使用する。第2の発電機708は同時にオイル・ポンプ700およびソレノイド714の両方に動力を供給するほどは強力ではない。したがって、電子制御器716がソレノイド714を操作している時、それはオイル・ポンプ700のスイッチを切る。エンジンが破損する前に潤滑油が必要とされない時間がエンジンを暖めるのに必要な時間より大きいことが分かった。]
[0117] 電子制御器は、エンジンの燃焼を引き起こすために点火プラグに動力を供給する。その力は第1発電機706によって提供される。そのタイミングは、フライホイール702の角度位置に対してセンサー712によって提供される信号に基づいて電子制御器716によって決定される。]
[0118] 一旦エンジンが燃焼を始めれば、DECOバルブは自動的に閉じる。電子制御器716はエンジン温度をモニターし続ける。そして、所定温度に達した時、電子制御器716は気化器126内のソレノイド714のスイッチを切る。その後、電子制御器716は、潤滑油を送り始めるためにオイル・ポンプに方形状電圧信号を供給し始める。電子制御器は、フライホイール702の角度位置をモニターして回転速度を計算するセンサー712によって提供される信号を使用して、エンジンの速度をモニターする。回転速度が所定値未満である場合、それを低速でポンプ作用をさせるために、電子制御器716はオイル・ポンプ700へ信号(図35A)を送る。回転速度が所定値より上にある場合、電子制御器716は、それを高速でポンプ作用をさせるためにオイル・ポンプ700へ信号(図35B)を送る。エンジン速度は、ケーブルを介して気化器に接続するトリガースイッチを押し込むオペレーターに依存する。] 図35A 図35B
[0119] エンジンが運転しているとき、電子制御器716はセンサー140を使用して、ガソリン/空気混合気に加えられている潤滑油をモニターする。センサー140が、(例えば、油パイプ142に妨害物がある、又は、タンク128が空であることで)オイル・ポンプ700により送られている潤滑油の流量が所定量より下に落ちたことを示す信号を送る場合、電子制御器は点火系統を使用して、アイドルモードにエンジンを入れる。その結果、エンジンは最小の速度に運転する。]
[0120] エンジン・コントローラーは、クランク・シャフトの角度位置又はクランク・シャフトの回転数に対する点火プラグの点火の数に対して点火プラグの点火のタイミングの変更により、アイドルモードにエンジンを置くことができる。エンジン・コントローラーはクランク・シャフトの2つ又は3つの回転ごとにスパークに点火できる。例えば、それは、エンジンの通常運転時に、点火プラグがすべての回転において点火された場合よりその力の半分、又はその力の1/3のみ提供する。]
[0121] オペレーターは、センサー140が潤滑油の流れを検知するまでトリガースイッチ1070を使用して、エンジンスピードを上げることができない。これは潤滑の不足により損傷からエンジンを保護する。エンジンへの損傷が生じる前に、エンジンが相当な時間のアイドルモードで運転できることが分かった。]
[0122] アイドルモードにエンジンを置くことの代わりとして、それ(電子制御器)が完全にそれ(エンジン)のスイッチを切ることができることは読者によって認識される。そのような場合では、電子制御器716は、潤滑油がセンサーによって再び検知されるまでそれ(エンジン)をスタートすることができないことを保証するだろう。]
[0123] オペレーターがパワー・カッターを止めるために、オペレーターは安全ボタン766を押し下げるか、又はそのOFF位置へノブ758を回転させる。]
[0124] 潤滑油が混合気に提供されているかどうかに関して感知を行う(以前に記述されたものとは)別のシステムがこれから記述される。設計代案では、センサー140を省略することが意図される。そして、代わりに、潤滑油がオイル・ポンプによって送られているかどうか判断するためにオイル・ポンプ700(それが運転している時)に供給されている電流をモニターすることが意図される。]
[0125] 図46A、46Bおよび46Cを参照すると、図46Aは、オイル・ポンプ700に供給された電圧を示す。図46Bは、オイル・ポンプが潤滑油を汲んでいるが、潤滑油が送られていない時、オイル・ポンプ700に供給された電流を示す。また、図46Cは、オイル・ポンプが潤滑油を送っている時、オイル・ポンプに供給された電流を示す。オイル・ポンプ700は低速で運転している。] 図46A 図46B 図46C
[0126] ライン900によって示された方形波電圧V1は、図46Aに示すようにオイル・ポンプに供給される。潤滑油がオイル・ポンプ700を通って送られている時(図46C)、架電された電圧がV1へ上昇しおよびI1に向かって増加する時、ライン902によって示された電流はt0において0から上昇し始める。それがI1に達する時、電流の量は906を再びI1に増加させる前に904に落ちる。電流はt3秒に再び上昇し始める前にt2秒の後に落ちる。オイル・ポンプ700のピストン850がソレノイド1206により最大量に移動し、そして、それ(ピストン850)が移動のその最大距離においてピストン850の衝突によりわずかに後ろにはね返る時、電流の落下が生じる。しかしながら、潤滑油がオイル・ポンプ700によって送られてはおらず、しかし、ポンプがまだ運転中である時、抵抗はあまり無いので、オイル・ポンプ内のピストン850の移動速度は増加する。そのため、それは、その最大量の移動により早く達する。したがって、図46Bに示すように、電流値が908に落ちて、次にI1に向かって910に再び上昇する前に、それは低い電流値I2に達する。更に、電流が908に落ちて再び910に上昇する前に要する時間は、オイル・ポンプ700が潤滑油を送っていた場合より、少ない。電子制御器716内の信号プロセッサは、電圧パルスの起動時に対する電流が落ち始める時と、その点における電流値と、をモニターし、ポンプが潤滑油を送っているかどうかを判断することができる。ポンプが潤滑油を送っていない場合、電子制御器はアイドルモードにエンジンを置くことができる。] 図46A 図46B 図46C
[0127] 燃料キャップの構造はこれから、図20〜23を参照して記述される。] 図20 図21 図22 図23
[0128] ガソリンタンク124は、概略的に図19において示されるように、ユニットのボディ内に取付けられる。タンク124は、図2に示されるように、燃料キャップ13によってシールされる。] 図19 図2
[0129] 燃料キャップは内側キャップ202、クラッチ204および外側キャップ206を備える。内側キャップは1つの端部210をシールする管状の構造である。ねじ山208が側壁212の内面に形成される。燃料キャップが燃料タンクにねじ留めされる時、ねじ山208は、摺動自在に燃料タンク124のネックの外面のまわりに形成されたねじ山と係合する。]
[0130] シール214が端部210に隣接している内側キャップ202の内部に配置される。燃料キャップが燃料タンクにねじ留めされる時、シール214はガソリンがタンクから漏れることができないことを保証する。内側キャップ202は外側キャップ206の内側に位置する。クラッチ204が2つの間にはさまれる。クリップ216は、内側キャップの溝218の内側に位置し、外側キャップ内に形成された内部溝220とも係合する。それ(クリップ)が外側キャップ206内で自由に回転することが可能であるとともに、クリップは、外側キャップの内側で内側キャップを保持する。内側キャップは、内側キャップと一体化されて作られた多くの歯222を備える。歯は、クラッチに形成された対応するスロット224の中に位置する。したがって、内側キャップの回転は、クラッチ204の回転を引き起こす。複数の弾力のある腕226がクラッチ204に形成される。また、ペッグ228は腕226の端部に取付けられる。ペッグ228は外側キャップの内部端壁230に向かって面する。複数のリッジ232が壁に形成される。クラッチのペッグは外側キャップのリッジ232と協働するために配列される。]
[0131] 外側キャップ206の回転により、ペッグ228とリッジ232が係合して、クラッチ204が回転する。それは次に歯222を介して内側キャップ202を回転させる。燃料キャップが燃料タンクにねじ留めされる時、内側キャップ202は燃料タンクのネックとねじ係合する。そして、内側キャップ202の回転は、つまみ234を使用してそれ(外側キャップ6)を回転させるオペレーターを介して、外側キャップ6の回転によって引き起こされる。内側キャップ内に配置されたシール214が燃料タンクのネックの端部と係合する時、内側キャップ202はさらなる回転を妨げられる。これは、次にクラッチ204のさらなる回転を防ぐ。しかしながら、オペレーターが外側キャップ206に回動力を及ぼし続けるとき、リッジ232をペッグ228上に乗らせる。ペッグ228の移動は、それらが取付けられる弾力のある腕226によって可能にされる。このように、内側キャップが静止している状態で、オペレーターは外側キャップを回転させることができる。したがって、それは、オペレーターが燃料タンクのネックに燃料キャップを過大に締めるのを妨げる。]
[0132] 以前に記述された気化器126の空気ろ過機構がこれから記述される。]
[0133] 二サイクル・エンジンは、エンジンに動力を供給するための可燃混合気を生成するために液体燃料を空気と混合する気化器126を備える。しかしながら、パワー・カッターの運転により、周囲の空気と混合する大きな量のほこりが発生する。これはほこりを充満した空気につながる。気化器に入る空気が、ほこりがないことを保証するために、空気はほこりを取り除くためにフィルターシステムを通過しなければならない。]
[0134] フィルターシステムは、これから図23〜29を参照して記述される。] 図23 図24 図25 図26 図27 図28 図29
[0135] ボディ2の内部に、ひだを形成するために折り重ねられたプラスチック基材318およびろ紙320を備えるフィルタ・ユニット316がある。パワー・カッターが図1および2に示すように保管位置にある時、フィルタ・ユニット316はボディ2内に配置され、ひだ320が垂直に下方へ垂れる。] 図1
[0136] 空気は気化器126によってフィルターシステムを通って吸引される。空気は、ボディ2の後部のスロット314に入る。空気はフィルタ・ユニット316の真下のスペース322へ通過し(矢印G)、次に、フィルタ・ユニット316の上のスペース324へ、ろ紙320を通過する。空気に流入したいかなるほこりも、フィルタ・ユニット316によって捕獲され、ろ紙320のひだ内に保持される。]
[0137] その後、清浄空気は、スペース324から、ホース326を通過して、フィルタ・ユニット316より下のスペース322の下に配置された気化器126へ進む。]
[0138] オペレーターが、ろ紙320のひだ内に捕獲されたほこりを取り除くことを可能にするために、クリーナ装置が提供される。クリーナ装置は、プラスチック基材330のトップに取付けられたゴム・フラップ328、プラスチック基材330の底に取付けられたブラシ332、および固い腕338を介してプラスチック基材330に取付けられたハンドル334を備える。基材330は、ボディ2を横切ってフィルタ・ユニット316より下のスペース322内を横に滑ることができる。その移動は、オペレーターがハンドル334をボディ2側から離して引くことによって実行される。2つのスプリング336が、ボディ2の側に向かってハンドル334を付勢させる。]
[0139] フィルタ・ユニットを掃除するために、オペレーターはハンドル334を引き、矢印Hの方向にボディ2の幅を横切って基材330を移動させ、次に、それを解放し、それがスプリング336の付勢力の下で反対方向に戻ることを可能にする。]
[0140] 基材330が幅を横切って滑るとき、図25に最も良く示すように、ゴム・フラップ328はひだ320と係合する。また、それはひだ320のほこりを打つ。ほこりは、フィルタ・ユニット316より下のスペース322のベース340へ落ちる。] 図25
[0141] ブラシ332は、摺動自在にスペース322のベース340と係合する。ブラシ332は、移動方向次第で、1つの側又は反対側へほこりにブラシをかける。開口344はボディ2の1つの側に形成される。ブラシがボディの側に接近するとき、それは開口を通ってベースに沿って掃かれているほこりを押す、それはボディ2からほこりを放出する。]
[0142] 図4はひだ320の方向に垂直に移動するフラップ28を示すが、図26に示すように、ひだがフラップ328のスライド移動と平行して走るように、ろ紙320を回転させることが可能であることは当業者によって認識される。そのようなシナリオでは、ゴム・フラップ28は複数のブラシ342と取り替えられてもよい。] 図26 図4
[0143] リヤハンドルの構造はこれから、図1および2を参照して記述される。] 図1
[0144] パワー・カッターのボディは、堅く一緒に接続している多くのプラスチック・クラムシェル(二枚貝の貝殻の形)から構築されるプラスチック・ケーシングの形で構築される。後部クラムシェル430はリヤハンドル6に接続する。パワー・カッターの既存のデザインでは、リヤハンドル6は後部クラムシェル430と一体である。しかしながら、ハンドル6が破損した場合、全体のクラムシェル430を取り替える必要がある。ハンドル破損はよくあるので、これを回避することは望ましい。]
[0145] したがって、本発明のリヤハンドル6は、後部クラムシェル430(又はボディ2)から分離したアイテムとして構築される。]
[0146] リヤハンドル6は、そのトップ432で、2つの点434、および単一の点436においてその底で連結される、分離した単一のクラムシェル431から構築される。3つの点434および436の各々はプラスチック・クラムシェル430の中へねじ込むボルトを使用して連結される。ボディ2からハンドル6に移転される振動の量を減らすために、振動を減衰する材料が、ボルトと共に使用されてもよい。そのような振動を減衰する材料の使用は、3つの点の各々において後ろのクラム430に対してハンドル6の制限付き移動を可能にする。その移動は線形又は回転であることが可能である。そのような1つの構造は、ボルトと、リヤハンドル6のクラムシェルの部品との間にはさむ減衰する材料を備えたボルトを囲むことである。]
[0147] ハンドル6のトップ432はクロス・バーの形である。その形は次のようなものである。ハンドルのトップ432をクラムシェル430の後部に固定するボルトは、互いに整列し、その回りで制限されて回転できるリヤハンドル6のために回動軸440を提供する。]
[0148] 当業者は、ハンドルが堅く接続している多くのクラムシェルから構築されてもよいことを認識する。外面ゴム成形グリップ442も快適さ追加のためにハンドルに加えられてもよい。]
[0149] 空気ろ過システムの第2の実施形態はこれから、図30を参照して記述される。] 図30
[0150] フィルター装置は、内部にろ紙402が取付けられた箱400を備える。ろ紙402は、ひだがつけられ、箱の内部のトップ部から下降して垂れる。スペース404はひだの下に形成される。大きな開口406が、ろ紙より下の箱の側に形成され、それを通って引き出し408を滑らせることができる。引き出しは、ろ紙402の真下のスペース404内に位置する容器410を備える。引き出し408は箱のネジ穴414とねじ係合するねじ412を介して適所に固定できる。空気は、スロット314を通過し、箱内へ、そしてろ紙402より下のスペース404内の容器410内へ、次に、ろ紙402を通って、ろ紙402の上のスペース416の中へ、次に、ろ紙より上のスペース416を出て、フレキシブルチューブ418を通って、気化器126へ進む。箱400に入る空気に混入されたいかなるほこりも、ろ紙402によってブロックされる。]
[0151] 2つのシステムのコンビネーションが提案される。それらは、引き出し408の中へろ紙402から、ろ紙402内のいかなるほこりも振り落とす。そして、引き出し408は空にするために外される。]
[0152] 第1システムは上に記述された第1実施形態に示されたものに非常に類似し、引き出し408の前方端部に取付けられているゴム・フラップ420を備える。引き出し408が箱400の中へ差し込まれるとき、ゴム・フラップ420は、ひだ付きろ紙402と係合する。引き出し408が箱400の中へ滑るとき、ゴム・フラップ420は連続的に各ひだのベースを打つ。それによって、ひだの上のいかなるほこりも、打たれて、引き出し408の中へ落ちる。そのため、箱400へ引き出し408を挿入するか取り外すという行為は、ろ紙402の上のほこりをほぐし、取り除くことが可能になる。]
[0153] 第2のシステムは、動力鋸の二サイクル・エンジン24のスタート12のスターター・コード422に依存する。エンジンが始動される時、それ(エンジン)を回転させるためにパワーコード422を引く必要がある。コード422が引かれるとき、それは滑車420の軸428のまわりで偏心ピン426を回転させるプーリ・ホイール424を回転させる。矢印Yで示すように、これは箱400の1つの側を上下に振れさせる。箱400の反対側は、パワー・カッターのボディに軸435のまわりに枢軸的に取付けられている。箱400の往復運動は、ろ紙402から引き出し408内へフィルタ402のほこりを振り落とす。]
[0154] これらのシステムは、それぞれろ紙402に捕獲されたほこりを引き出しに落下させる。オペレーターが最初にパワー・カッターを起動する時、スターター・コードを引くという行為はろ紙402を掃除することになる。その後、オペレーターは、引き出し408を挿入し取り外すことによりパワー・カッターの運転時に続いてろ紙を掃除できる。]
[0155] そのコンビネーションと同様に、パワー・カッターが単に1つ又は別のシステムを有するというふうに、2つのシステムを別々に使用することができることは、当業者によって認識される。]
权利要求:

請求項1
パワー・カッターであって、ハウジング(2)と;該ハウジング(2)内に取付けられた二サイクル内燃機関(24)と;エンジンが運転している時、エンジンを加速できるスロットル・スイッチと;前記ハウジングに取付けられた支持アーム(7)であり、前記ハウジングの前に突き出る支持アーム(7)と;該支持アームの端部に回転自在に取付けられたブレード取付機構(70、90、86、92)であり、エンジンが運転している時、エンジン(24)によって回転駆動されることができるブレード取付機構(70、90、86、92)と;エンジンに混合気を提供するための気化器(126)と;該気化器に空気を提供するための空気吸入口(314)と;前記気化器用の前記空気吸入口から吸入された空気をろ過する空気ろ過機構(316)と;前記気化器にガソリンを供給するためのガソリンタンク(124)と;エンジンの運転によって生成された排気ガスがエンジンから排出される排気管(146)と;エンジンの運転をコントロールするエンジン・コントローラーと;エンジンに潤滑油を提供する油タンク(128)と;潤滑油をガソリンと混合するために、前記油タンクから潤滑油を送リ出すオイル・ポンプ(130)と;所定のパラメーターに従って、ガソリンと混合するための十分な潤滑油を提供しているかどうかを判断する、感知システムと;を備え、該感知システムは、潤滑油が所定のパラメーターに従って提供されていない時の表示を前記エンジン・コントローラーに供給し、潤滑油が所定のパラメーターに従って提供されていないことを前記感知システムが表示する時、前記エンジン・コントローラーはエンジンをアイドルモードにする又はエンジンのスイッチを切る、パワー・カッター。
請求項2
前記気化器(126)とエンジンの間に通路(132)が提供され、該通路(132)を通って、前記気化器によって生成された混合気は、前記気化器からエンジンへ通過し、前記オイル・ポンプは前記通路内の混合気と潤滑油を混合するために前記通路に潤滑油を送り込む、請求項1に記載のパワー・カッター。
請求項3
潤滑油は液体、スプレー、又は霧の形で、前記通路に送り込まれる、請求項2に記載のパワー・カッター。
請求項4
潤滑油は、前記通路に入るガソリン量に対して約1:50の体積比で、前記通路に送り込まれる、請求項2または3に記載のパワー・カッター。
請求項5
潤滑油が所定のパラメーターに従って提供されていないことを前記感知システムが示し、前記エンジン・コントローラーがアイドルモードにエンジンを置いた時、前記エンジン・コントローラーはオペレーターがスロットル・スイッチの操作によってエンジンを加速するのを防ぐ、請求項1〜4のいずれか1項に記載のパワー・カッター。
請求項6
潤滑油が所定のパラメーターに従って提供されていないことを前記感知システムが示し、前記エンジン・コントローラーがエンジンのスイッチを切った時、前記エンジン・コントローラーは、十分な潤滑油が検知されるまでオペレーターが再びエンジンを始動させることを防ぐ、請求項1〜4のいずれか1項に記載のパワー・カッター。
請求項7
エンジンは少なくとも1つの点火プラグと、シリンダ内に摺動自在に取付けられたピストンとを備え、該ピストンは回転可能なクランク・シャフトに接続され、前記点火プラグの点火は、前記エンジン・コントローラーによってコントロールされ、エンジンに接続されたセンサーが備えられ、該センサーは、前記クランク・シャフトの角度位置をモニターし、前記エンジン・コントローラーにクランク・シャフト角度位置に基づく位置信号を提供し、前記エンジン・コントローラーは、アイドルモードにエンジンを置くか又はエンジンのスイッチを切るために前記点火プラグの点火をコントロールするために前記角度位置を使用する、請求項1〜6のいずれか1項に記載のパワー・カッター。
請求項8
前記エンジン・コントローラーは、前記クランク・シャフトの角度位置に対して前記点火プラグの点火のタイミングを変更し、アイドルモードにエンジンを置く、請求項7に記載のパワー・カッター。
請求項9
前記エンジン・コントローラーは、前記クランク・シャフトの回転数に対して前記点火プラグの点火の数を変更し、アイドルモードにエンジンを置く、請求項7または8に記載のパワー・カッター。
請求項10
前記エンジン・コントローラーは前記点火プラグの点火を止めることによりエンジンを止める、請求項7に記載のパワー・カッター。
請求項11
前記センサーシステムは、潤滑油が流れる通路内に配置されたセンサー(140)であり、前記通路内の潤滑油の流れのパラメーターを測定し、そのパラメーターの関数である信号を生成するセンサー(140)と、潤滑油が所定のパラメーターに従って前記通路内に又は前記通路を通って送り込まれているかどうか判断し、潤滑油が所定のパラメーターに従って通路に送り込まれていない時、前記エンジン・コントローラーに表示を供給する信号を処理する信号プロセッサと、を備える、請求項1〜10のいずれか1項に記載のパワー・カッター。
請求項12
前記通路は前記気化器(126)とエンジンの間の通路(132)であり、前記気化器によって生成された混合気は、前記通路を通って前記気化器からエンジンへ通過する、請求項11に記載のパワー・カッター。
請求項13
前記通路は油通路(142)である、請求項11に記載のパワー・カッター。
請求項14
前記信号プロセッサは前記センサーと一体である、請求項11〜13のいずれか1項に記載のパワー・カッター。
請求項15
前記信号プロセッサは、前記エンジン・コントローラーの一部を形成する、請求項11〜13のいずれか1項に記載のパワー・カッター。
請求項16
前記センサーは、互いに近接して前記通路内に配置された少なくとも2枚の導電性プレートを備え、前記信号はプレートの静電容量の変化に基づく、請求項11〜16のいずれか1項に記載のパワー・カッター。
請求項17
前記オイル・ポンプはエンジンの前記クランク・シャフト(114)によって駆動される、請求項1〜16のいずれか1項に記載のパワー・カッター。
請求項18
電力供給によって動力が前記オイル・ポンプに供給され、前記感知システムはモニタリング手段を備え、該モニタリング手段は、前記オイル・ポンプの作動時に前記オイル・ポンプへの供給電力の電圧および/または電流をモニターし、所定のパラメーターと比較して、十分な潤滑油が提供されているかどうかを判定するために、電力供給の電圧および/または電流の値の分析によって、潤滑油が前記通路に送り込まれているかどうかを判定し、潤滑油が所定のパラメーターに従って送られていない時、前記エンジン・コントローラーに表示を供給する、請求項1〜10のいずれか1項に記載のパワー・カッター。
請求項19
前記感知システムは、前記エンジン・コントローラーに組み入れられる、請求項18に記載のパワー・カッター。
請求項20
前記パラメーターは潤滑油の流量である、請求項1〜19のいずれか1項に記載のパワー・カッター。
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